航海日記

たなか07/18 14:12昨日9時過ぎにマリーナシティを出て昼過ぎに淡輪到着。ようやく水道が使えるようになったので、船内片付けが捗りました。
今朝9時に淡輪出航。13時半、一文字に到着しました。到着時にはヨットクラブの方が出迎えてくださり、舫いの段取りも無事終了です。
これにて、Marchの南太平洋クルーズも無事終了となります。多くの方にお世話になりました。
ありがとうございました。

たなか07/16 17:53今朝5時前に室戸出航しました。途中逆潮が意外に厳しく、予定より少し遅れて17時過ぎに、和歌山マリーナシティに到着しました。
そうそう、Fun Viewも本日13時過ぎに与那原マリーナに到着したそうです。
たなか07/12 17:22先ほど5時過ぎ、室戸に到着しました。土佐清水を朝5時に出たので、ちょうど12時間かかりました。土佐清水沖からしばらくは逆潮があり、遅くなりました。今日は曇り空でそれほど暑くもなく、風もほとんどなく、波もほとんどない穏やかな海を淡々と機走しました。
たなか07/10 08:57昨日13時30分土佐清水港に無事入港しました。
入港後、エンジンオイルチェックしたところ、左右エンジンともオイルが減ってたので補充しました。さらに、スターボー側エンジンのクーラントが空なのを発見。どうもガスケットから漏れているようです。近所のヤンマーでクーラントを入手しました。
さらに、スターボー側燃料タンクのエア抜きが詰まっている傾向があったのですが、なんと、虫が巣(?)を作っているのか、エア抜きの穴を塞いでました。
もう一つ、これまたスターボー側のラダーシャフトが回転する度キコキコ音を出していたので、連結シャフトを外して単独で回してみましたが、とりあえず、引っかかる様子はないので、気休めにCRCをたっぷり振りかけておきました。
で、さあビールを飲もうとしたら、保安庁の方が訪問。いろいろ書類を見せて終了。
その後ようやくビールで乾杯した後、銭湯に行き2か月ぶりのお風呂に浸かり。夜は居酒屋でサバのお刺身とサバ寿司などを頂きました。
今朝は、クーラントの補充をしてこの港での作業終了。明日の朝出航予定です。
たなか07/09 09:24昨日は怒涛の走り。種子島に近づくにつれ追い潮は早くなり、対水7ktで対地10kt越えも。速度水増し疑惑分を考慮すると、4kt近い潮が流れていることになります。本州が大雨に見舞われるなか、こちらは今朝未明にスコール的雨にあった程度で、後は一日曇り時々晴れの天気でした。
今朝6時時点で残38マイル。昨日1日で197マイル平均8.2kt!
今日は晴れ時々曇り。お昼過ぎに土佐清水に入港予定です
たなか07/08 11:05昨日は奄美大島の東側で推定0.5kt程度の逆潮を夕方ぐらいから受けて対地速度5ktを切ることもありました。結局逆潮は奄美からしばらく離れてから、ようやくなくなり、次第に追い潮に変わりました。夜中は推定1.5kt程度の追い潮を受けることもあり、朝6時の時点で土佐清水まで残り235マイル程になりました。これから種子島沖を過ぎるあたりから本格的に黒潮を受けさらに加速できるはずなので、月曜夜までに入れるはず、、、です。
昨夜いつものように林さんから天気画像を送ってもらったのですが、量が多くてダウンロードに時間がかかったのは良いとして、ダウンロード終了後、ダウンロードしたメールが消えてます。日本語が文字化けするなどのバグはご愛嬌としても、メールなくなるのは勘弁してほしいというか、絶対にあってはならないバグなんですけど。webはめちゃ不安定で、画像もまともにダウンロードできないので、比較的安定していたメールでお願いしていたのですが、メールも不安定だと、なかなかiridium goはキビシイです。

たなか07/07 13:15沖縄にいる間、ほぼ毎日雨と風でしたが、出てみると南の風15kt程度が続いて、波が悪くやや揺れるのを我慢すれば、いいペースで走れています。もちろんMarchですから、片舷エンジン回しっぱなしですけど。現状では、台風の影響で火曜日はあまり状況が良くないことが予想されるので、月曜日中に入れる土佐清水を目指しています。ほぼ島伝いに走るので、所々でスマホの電波が入ったり切れたり。ということで、ミニ写真ではなく、写真の方を更新してます。
それより、本州の雨の方が被害大きそうですね。皆様のご無事お祈り申し上げます。
たなか07/06 16:22沖縄に着いてからは、台風とその余波で、毎日雨と風でした。昨日も午前中は時折30ktの風、雨で作業できず。お昼過ぎに雨がやみ風も時々10ktを切ることもあるので、思い切ってバースから給油桟橋に移動して、ようやく給油完了。さて上架というところで、またも雨雲接近で、昨日の作業終了となりました。新しい台風の接近を考えると、今日与那原を出ないと台風をやり過ごすまで出られそうにありません。今日が最後のチャンスでしたが、ようやく雨の降らない一日になってくれました。朝から上架して、エンジン吸気口のプラパネル修理や、船底塗料のタッチアップなどのメニューを何とかこなして、3時過ぎ下架。3時半前、下ろしてそのまま、与那原マリーナを出航しました。
ところでまたも、危機一髪2回。上架時はペラにスリングベルトを巻き込み潜って解消、下架時には、舫いロープをペラに巻き込む寸前。何とか無事に収まってますが、持っているのか、持っていないのか、でも、最終的には無事なので、持っている、ことにしてください。
たなか07/05 08:46沖縄に着いてからすぐに台風が接近してきました。バースにガチガチに舫い、さらにポンツーンの鉄柱や岸壁からも引っ張って、さらに台風のピーク時には、エンジンをスローにかけて舫いの負担を軽減することまでやり、最大風速52ktの日本初台風をやり過ごしました。
台風が過ぎ去った後も、毎日雨と風が続いていて、ほぼ屋外作業が出来ません。というか、船からポンツーンを歩いていくだけでびしょびしょになる、そんな風雨が断続的に続いています。南太平洋では、一度も持たなかった傘を、こちらで2か月ぶりに買いました。

今後の予定ですが、次の台風が予想されるので、明日金曜日に出て、室戸を目指しますが、台風の動き次第で土佐清水や、油津も想定しています。
たなか06/30 17:12与那原到着前日は、午前中は風も弱く、頼みの潮もなく、翌朝方到着予定は無理と思われましたが、午後からは後ろからいい風が吹いてきて、ついに追い潮も、平均7ktなら翌朝到着でしたが、その通りのスピードで無事与那原マリーナに到着しました。
マリーナには児玉さんと斎元さんが来てくださりましたが、まずは検疫のため、お会いできるまでしばらく我慢。検疫、税関、保安庁と船に来訪してくれ、入国手続き前半終了。児玉さんたちが持ってきてくれたオリオンビールでまずは乾杯。その後、イミグレのため、沖縄市内の合同庁舎まで行き、入国完了。ジョーや豊木さんとも合流でき、近くの居酒屋で楽しい夜を過ごしました。
翌朝、ネットがつながったので、インバータの説明書を検索。出力には外部にブレーカを設置せよとのことで、配線を何とかたどっていくと、隠れブレーカ発見。落ちていたので、ビンゴ。ブレーカを戻し、インバータ復活です。そのあとは、斎元さんの船の発電系がおかしいとのことで、宜野湾マリーナへ。船の発電系ではなく、別付の充電器がうまくなく、バッテリが6Vまで落ちていてお亡くなり模様なのを発見。別のバッテリに変えると、発電、充電、サービス電源とも動くようになりました。
夜は沖縄料理のお店に行き、アグー豚のしゃぶしゃぶ始め、沖縄料理を満喫しました。
昨夜から、台風の影響で風が強まり、断続的に雨も降りました。朝方から船の台風対策を行うなか、順ちゃんと角ちゃんが合流しました。
以上駆け足でこれまでの日記でした。
たなか06/27 07:37昨日は朝からエンジンとめてセーリングでした。やや南寄りの東風10kt-15ktのいい風を受け快走しました。夜中から明け方は風もやや弱くなり失速。夜中4時間ほど機走しました。
朝6:00の時点で残152マイル。平均6ktで走れば朝方到着。5ktでもお昼ごろには到着です。

ところで、昨日セーリング中16時頃、怪しかったスピードメーターのチェックが出来ました。これまでも、追い潮が少なく、ずーっと逆潮だったり、ブローを受け艇速が上がると潮のスピードも上がるなどと、スピード水増し疑惑があったのですが、エンジンで走っていると、メーターセンサー周りの水を吸い込むので、正確にはチェックできなかったのです。
さらに、感覚的には0.5kt程度早いので、メータのキャリブレーションをしようとしていたのですが、なぜが出来ない。パラメータを入力しても反映されない、謎仕様で、修正できないのでチェックしても仕方ないとあきらめていたのもありました。

で、昨日はついに帆走中、ヘディングとCOGがほぼ同じになりました。さらに、潮は進行方向と180度反対方向。ついにチャンス到来。スピード水増し疑惑ますます怪しい。ヘディングを40度ほど変更。COGも40度ずれ、潮も40度ずれます。なんと0.9-1.0kt盛ってました。20度に変えると、それぞれ20度。盛り加減も同じです。進行方向を変えても逆潮が同じ=ほんとは潮が無くスピード水増しです。水増し決定。
レースボートではないので、1割ほど盛るのは、オーナーの精神安定のためwにある程度はあるかなとは思いますが、2割近く盛るのは少々盛り過ぎですよねー。

これまで、ずーっと逆潮1ktなんて言ってましたが、それ潮が無かった。0.5ktの逆潮と思っていたところは0.5ktの追い潮だった可能性が高いです。

というわけで、キャリブレーションしようと、マニュアル探して見たら、やっぱり説明通りには操作出来ないし、表示も違うし、設定できないのは相変わらず。決して安い計器ではないはずだけど、ちゃんと動かないのはなんだかなー。。
たなか06/26 10:09昨日も朝ごはんの後、スコール雲に包囲されました。その後はおだやかな天気です。晴れ間に、ふと海を見ると、うまく表現できませんが、ほんときれいな透明感のある青でした。夜になると、AISで「NETFISHING」が見えました。延縄でしょうか?5マイルほどの間隔で4つあり、その1つに1マイル以内に近づきましたが、肉眼では確認できませんでした。
今朝6:00の時点で、与那原マリーナへの入り口、久高島まで290マイルです。沖縄南端とほぼ同じ距離なので切り替えました。デイラン163 平均6.8ktでした。残念ながら、あまり西に出せず、いまだ逆潮気味です。というわけで爆走は無し。6kt平均で走れば28日朝到着予定、ということで今朝からは、エンジンを止めて帆走しています。
たなか06/25 08:26朝ごはんの後、前日しそびれた1ポンへ戻しました。2ポンを外してハリヤード上げようとしたら、上がらない。なんで?3ポンのリーフロープがブームエンドにぐるぐる巻いてました。セーリング中メインを見ていたら気が付きますが、この船はドジャーでほとんどメインを見られないので、気が付かなかったのですね。ドジャーがあることで、雨降ってもカッパ着なくて済むのはありがたいですけど、結果危ないことにもなる、のは気にしておかないと。
午後からは、風も10kt程度横から、ということで久しぶりにジェネカー上げてエンジン止めてセーリング。気持ちいいのですが、風が少し落ちると5kt切るときもあるので、1時間ほどで終了。
夕方頃から逆潮が少しづつなくなってきました。まだ北流にはならないのですが、逆潮ではなく、時折連れ潮になるのは、ありがたいです。もうしばらく西に出そうとしています。
今朝6:00の時点で沖縄南端まで残453 デイラン155 平均6.5弱です。西に出してるので実際に走ってるのは7kt超えですね。

では、たなかの大胆予想というか妄想。
このまま明日未明頃まで沖縄を真北より少し東に見る程度まで西に出す予定ですが、そのあたりで北流があると良いなー。で、風も今は基本北東ですが、南東に変わると良いなー。そうすると明日朝には残300で、それから対水7.5kt、対地8.5kt程度で爆走翌朝残100。ということで、27日18時頃沖縄南端。そこから約3,4時間?でハーバーです。満月近くの月明りで夜も明るいですが、さて入るべきか一晩沖で待つべきか?それとも、最後の一日時間調整かねて、エンジン止めてのんびりセーリングするのも良さげですが、さて、どうなるでしょう?
たなか06/24 10:20朝ごはんの後、リーフを1ポンに戻そうと話してたらスコール雲が見えてきたので延期。まもなくつかまりました。お昼前には通り過ぎると、斜め後ろからの風で穏やかなセーリングに。もちろんMARCHのエンジンは補機ではなく主機なので、回しっぱなしですけどw
夜になると向かい潮がきつくなり、一時は2k越え。西に逃げようにも南東流で、真向いになるので、しばらくは我慢。朝方少し弱くなり1kt程度になったところで、コースを少し西に向けて、潮を避けようとしています。
24日朝6:00の時点で残608。デイラン145 平均6ktでした

ところで、昨日朝方?より、日記が書けなくなったと思ってたら、どうもiridiumのせいではなく、サーバーがこけてる雰囲気です。そのうち林さんから航跡が動いてないとの連絡があり、さてどうしよう? ちなみに前日いじったのとは、別のサーバーですから、前日のせいではありません。サーバーリセットをiridium経由で試みますが、さすがに重すぎで動きません。結局、友人にメールでお願いしてリセットしてもらいました。再起動のやり方は検索してね、というかなりハードル高い要求でしたが、無事再起動してもらえ、再び動き出しました
たなか06/24 06:25(23日朝の時点の話です)

昨日スコールもいいな、と書いたら、9時過ぎ、呼んだ?とばかりにスコール雲に取り囲まれ、入り口では瞬間的に30ktまで上がった後、3時間ほど断続的に激しい雨。さらに、お昼過ぎからは、別の雲の下、20ktオーバーが続きました。風向きが後ろなので爆走でしたが、真後ろでは走れず、少しコースを外す必要がありました。 夕方、2ポンに縮めた後、夜には風が収まり10kt弱の風を受けて平和な走りとなりました。 今朝6:00で残753マイル。デイラン165 平均6.9ktでした。
ところで、個人的には今回衛星を使った通信技術が一つの興味だったのですが、昨日、スマホでヨットレースがうまく動かないとの連絡がありました。まあ、いつもそんなにうまく動いていないのですが、今回もサーバーの設定を変えてやると何とかなりそうですけど、さて、衛星通信経由ではサーバーにログインできません。数年前、webインターフェース作ってたよなー、と手元に持ってきたプログラム読むと、なんとかなりそう、で、見事設定を変えることに成功。衛星経由でサーバいじれて、ちょっと感動しました。
たなか06/22 07:11昨日夜頃から風が東へ回り走りやすくなり、潮も若干押し気味になりました。そのせいで爆走です。18:00時点で残1008マイル。昨日からデイラン142M。そして今朝6:00で残918。12時間で90マイル平均7.5ktです。
このところスコールにあってないので、デッキが少し潮まみれ。たまにはスコールもいいなと思う今日この頃です。
たなか06/21 10:25まずは、昨日のパラオ出航時。サンゴ礁の間の狭いパスを抜けていくのですが、チャート上で見て水路の真ん中を通っていると、正面に杭が立っています。左右どちらかがサンゴ礁ですが、さてどちらかすぐには判別できません。先が浅く見えたので慌ててUターン。杭に左右識別する赤緑が付いていればいいのですが、無いので、ほかの杭との流れをみて、右に見てだろうとゆっくり進み事なきを得ました。本船も通るはずですが、知っていれば通れても、知らないとなかなか危険が危なかったです。

夕方前にスコール雲に取り囲まれ、一時激しい雨。その後も夜遅くまで、雲の下を断続的に通って雨が降ったりやんだり。船内で寝ていると蒸し暑く、寝苦しい夜でした。

朝、シェフがコーヒーを作ろうとすると、220v(船内はフランス仕様で220vです)が来ないとのこと。調べてみるとインバーターは動いているようですが、コンセントには電圧ありません。今度は、ジェネレータを回してみますが、ブレーカーが落ちてしまいます。どうも船内配線系でどこかショートしているように見えます。仕方がないので、配電盤スイッチにテーブルタップをちょん切って直接つなぎました。少し不便ですが、ジェネレータを回せば220v取れるようになりました。インバータについては説明書を捜索中です。

燃料計画

パラオ到着時、エンジンぶん回してみましたが、燃料の補給量を考えると、時間3Lで収まりそうです。ならばと、片舷走行のまま2200回転にしてみると、1800回転時より約1kt早く走れます。つまり1800回転ならリッター当たり約2.5マイル、2200回転ならリッター当たり2マイルです。
昨日18時の時点で沖縄南端まで1150マイル。2200回転にしても575Lで済みます。搭載量は760Lですから、1800回転なら85L,42時間分余ります。
一方1150/24/8 = 6 と平均6ktで進めば、8日で沖縄到着です。というわけで、夜からは2200回転にしてます。

豊木さんへ。書いた通り、28日到着の可能性が出てきました。少し手続きを早めてくださるようお願いいたします。


たなか06/20 09:18朝ごはんを食べた後、ヨットクラブでシャワーを浴びて9時出航予定でしたが、停泊している船の上では、すぐに汗がでてきます。走ったほうが涼しいと、8時50分過ぎ、パラオを出航しました。沖縄まで約1200マイルです。
たなか06/19 16:0815時30分過ぎ、Fun Viewが、石垣島に向け出航しました。
たなか06/19 14:11なかなか日記のアップロードができませんでしたが、ようやく今朝なんとか追いつきました。昨日はFun Viewの堀艇長のノートパソコンのHDDが初期化になってしまい、それの復旧ができるか、あーでもない、こーでもない。自宅にいて機材が豊富ならまだしも、こっちでは出来ることが限られていて、結局復活できず。さらにもう一台のノートはキーボードを認識せず。今まで借りれるUSBキーボードがなかったのですが、ここのヨットクラブでようやくお借り出来て、いざ起動するも、やはりwindowsは起動せず。セーフモードでもダメ。こちらも徒労に終わるという、残念な結果に。さらに、長尾さんが、simフリーのスマホを購入しようとしたら、住所等を入れクレカ番号を入れて終わりの場面で、なぜかキャンセルに。何をやってもうまく行かない一日でした。
今日は、門田さんに車を出していただき、最後の買い出しをしました。これで燃料食料がそろい、いよいよ明日日本に向け出航予定です。
たなか06/19 11:19溜まっていた、これまでの写真をアップしました。
たなか06/18 17:15大阪では地震があったそうですが、皆さん大きな被害が無ければよいのですが。

これまで、寄港地では、なんやかんや修理したり作業があったのですが、さすがに一段落してパラオではほとんど作業らしい作業は必要ありません。昨日は日曜日ということもあり、船でのんびりしていると、門田さんがこちらのホテルの支配人の方と、カタマランに乗って颯爽と来訪されました。夜は、近くのカープレストランへ。やっているおばあさんは、御年80歳だそうですが、お元気で口も達者。天皇陛下が15年に来られた時、皇后さまとお話になられたそうで、そのお時の様子を楽しく話をしてくれました。もちろん料理はおいしいし、量は多いし、値段は安いし、楽しい夜を過ごしました。
今日は朝から燃料補給。総量600L程度なので、船を桟橋に移動して無事給油完了しました。

で、パラオの感想。日本食はそこそこの値段で手に入るし、街では英語が通じるし、日本人的には生活しやすいと思いますし、ダイビングをされる方にとっては、絶好の島でしょうが、ダイビングをしないと、日が照るとひたすら暑いし、日に何度か半端ないスコールが来るし、夜になってもひたすら寝苦しいし、ハエは多いし、蚊の攻撃も容赦ないし、まあ、セレブなクルージングはいろいろあります。。。

そうそう、潮や天候を鑑みて、MARCHは沖縄を原則目指すことになりました。Fun Viewは予定通り石垣島を目指して明日出航予定なので、これまで一緒に走ってきましたが、明日でお別れになります。ということで、これからFun Viewの皆さんと最後の宴会です。
たなか06/16 17:55今朝また大事故寸前でした。朝Fun Viewが無事パラオに到着。入国手続きが済むのを待っている間に、激しいスコールが来ました。風も吹きあがり、激しい雨が降る中、ふと1艇身ぐらい後ろに別の船がいて、ゆっくり近づいてきます。瞬間、ぶつかる、と思いました。慌ててエンジンをかけ前進します。いや、後ろの船が動いているのではなく、Marchが動いています。ブイを取っていたのですが、ブイごと流されていました。完全にはブイが流れていないので、ブイを持ったままでは前進もうまくできず、かといって中途半端に離すとペラに巻き込む恐れがあるし、さらに後ろのテンダーのアンカーロープが右のペラに絡まり出力低下、横を向けば風に押されて流される中、しばらく何とか衝突を避けるのに必死の状態。そのうちブイを離すことに成功。ペラのロープもいつの間にかなくなり、ようやく自由の身になったので、しばらくスコールが通り過ぎるまで、そのあたりでホバリング。15分(?)ほどして、風が収まってきたので、とりあえず別のブイを拾って一休み。ヨットクラブの責任者とも相談してもう少し奥で風の弱そうなところのブイにもやいなおして、一段落しました。ペラも確認して問題なしです。
船をとめるとき、ヨットクラブでは、お約束通り、ブイは自己責任でお願いします。心配なら潜って見てください、と言われて、まあ、そう言われても15mも潜るのはちょっと困難と、ブイを信用してもやったのですが、まさか流されるとは。昼間船を離れているときでなくて、全員乗っていたので何とかなったのが、不幸中の幸いでした。

おとといの夜に戻って、入国手続きが終わった時にはすでにあたりは真っ暗。さらに風が10kt以上吹いていて、暗い中ブイを取るのは困難と判断して、手続きをした岸壁で一夜を過ごして翌早朝、朝凪の時間に移動してブイを取りました。ヨットクラブで手続きを済ませ、昼からはこちらにおられる門田さんが車を出してくださり、入国手続きの仕上げをしたあと、simカードやビールの買い出し(11ケース!)をしたりしました。
たなか06/14 18:30みなさんのおかげで、5時過ぎ無事パラオに入港しました。強力な潮は、ほぼ最後まで続きましたが、追っ手の風を受け、波も穏やかだったので、なんとか日没までに間にあいました。
今、6時半ですが、検疫、カスタム、イミグレの人達が船に来てくれて手続きの最中です。
たなか06/14 10:19見守ってくださる皆さんのおかげで、潮のメカニズムがわかると、見えないわからない不安が解消して、気分一新。夜には潮も収まり対目的地への艇速-1kt程度になりました。朝6:00時点でパラオの水路入り口まで70マイル。7ktなら10時間、4時に着ける計算です。ただしその時点で潮は目的地-1ktですので、艇速8ktが必要です。幸い燃料は節約してきて余裕あるので、艇長の「いけー」の号令の下、両舷エンジン2300回転にしてみると、8kt出ました。というわけで、現在爆走中です。ただ、また潮が向かいになり、10時現在入り口まで44マイル。艇速8.1kt対目的地6.5kt、入り口到着予定17時とそれ以上遅くなると、翌朝まで沖待機のギリギリです。果たして今晩美味しいビールが飲めるのか?!




たなか06/13 08:49昨日夕方頃から潮が少し少なくなり、風も横に回って対水7.5kt対地6.5kt程度まで回復しました。夜になり徐々に風は弱くなり対地4ktまで落ちたところで、未明には潮が4kt近くに!さらに今度は雲の風か24ktまで風速が上がり、風向もパラオからに。真向いの風、超強力な潮で、しばらく前に進めないどころか、後ろに下がる始末。
JST8:00現在、潮が2.5kt程度になり、風がやや横に回ったので、対水6kt対地4ktで走っています。パラオまで残り175マイル程、昨日一日で100マイルしか進んでいません。
それにしても、この潮には翻弄されてます。前田さん、お忙しいところ恐縮ですが、この辺に定常的な潮があるのか、出来れば調べて教えていただけませんか。
たなか06/12 11:52昨日は散々な一日でした。今朝7時時点でパラオまで275マイル程。1日で100マイル程しか進んでいない計算です。お昼ごろから雨が降り出し、雲にまとわりつかれ風は前から吹いてくる。潮も逆潮1kt近くと、3重苦。スピードは6kt程度出せるのですが、目的地に向かえないし、向かうと4ktまで落ちたりと、なかなか進めません。それでも夜になってからは雨もやみ、風も徐々に味方してくれ対地5kt程度まで回復しました。しかし、未明からまた逆潮がきつくなり、今では真向い2kt。どうも海流に逆らってる感じで進めません。14日到着は厳しく15日になりそうです。
たなか06/11 09:16なんとなくプロペラが振動している感じがするということで、昨日念の為艇長が潜って点検。問題なさそうとなりましたが、その時以外はずーっと機帆走です。
昨日風がやみ、追い潮もなくなり、ボーナスステージ終了。さらに今朝未明からは逆潮に代わり、8時現在艇速約5.9kt、対地5.3kt程度で走っています。パラオまで残り370マイルほどなので、ほぼ13日到着は無理。14日早朝着となりそうです。早く着くと夜明け前になるため、もう急ぐ必要がなくなり、残り3日のんびり走ることになりました。
たなか06/10 11:25赤道を通過して、しばらくすると後ろから良い風が吹いてきました。また、追い潮も0.5ktほどあったせいで、先ほどパラオまで500マイルを切りました。この風と潮が続けば13日にもパラオ着ですが、はてさて?
たなか06/09 14:25MARCHの燃料事情についてご紹介。必死に買い集めた結果、ポリタン19本になり、船の燃料タンク200Lx2と合わせて、合計780Lの軽油が積めます。エンジンを1800回転ほどにすると、1時間に約2L 消費しますので、両舷のエンジンを195時間回せます。今回のココポ-パラオはざっと1300マイルとして6ノット計算とすると、216時間程度はかかるので、ちょっと足りません。向かい潮なら、さらに時間は伸びます。赤道無風帯といえど、ある程度風は吹くはずですが、心配は心配。
そこで、思い付ついた今回の秘策。片舷エンジンで走ります。スピードは5ノット台に落ちますが、燃料消費量が半分に減ります。その結果、余裕で全航程エンジン回しっぱなしが実現できます。片舷エンジンでも、それほど舵を切らずほぼ直進しますし、左右交互に運転と休止でエンジンにも優しい。両舷エンジンしてもスピードは2ノットも上がらず、燃料消費だけが増える感じなので、両舷エンジンは出入港時だけになりました。
エンジン回しっぱなしなので、電気は使い放題、水も造水し放題となり、快適な生活環境となり、いいことずくめな感じです。
たなか06/09 09:078時24分、艇長は、単身泳いで、船も帆走しながら、無事赤道を通過しました。いよいよ南太平洋ともお別れです。パラオまで675マイルほど、14日到着予定です。
たなか06/08 15:00午前中、ニニゴの島の一つに上陸。みんなは村(?)の人に案内されて島内見学。意外と家の周りや道がきれいだったそうです。オレは太陽光発電パネルのはんだ付け。誰かにもらったのか、パネルやLEDライトを持っているのには、ビックリしましたが、壊れても直す手段が無いのですね。結局3枚のパネルをはんだ付けしました。砂糖や洗剤など、日用品で不足しているものもあるようですが、案外パネルやライト類も喜ばれるのかも。
Fun Viewはこちらにもう1泊するとのことで、JST14時、この航海で初めて単独でパラオに向け出航しました。
たなか06/08 06:251時ごろニニゴに到着。一旦アンカリングした後、現地の人が別の場所が良いと教えてくれ、移動しようとした時、サンゴ礁に何回か乗ってしまいました。水深計表示では6メーターだったのに、水面下のサンゴ礁がえらく近くに見え、きれいな海水だと思っていたのですが、実は水深計表示がFEET表示になっていたのでした。つまり2メートル! 運よくとりあえず脱出でき、案内されたアンカリングポイントへ移動したとき、この時やっとFEET表示に気が付き、今度は無事アンカリング。一旦休憩した後、潜って被害調査。一部表面の塗料がはげる程度で、修理が必要な個所がなくてよかったです。
その後、現地の人がカヌーで近づいてきて、GPSを修理してくれ!?。とのこと。見るのは見るけど、というと、ロブスターや魚を持ってきてくれました。GPSはと聞くと、まだ持ってきてない。はぁ?直ってもいないのに、お礼を先にしてどうする状態。結局、液晶に塩かんで素人では修理不能。代わりに、砂糖や洗剤など、日用品などを分けてくれとのことで、分けられる分をあげました。話を聞くと、100マイル程離れた本島まで、12時間ほどかけて船外機の船で、物資を買い出しに行くそうです。そりゃGPSいるよね。
夜は、Fun Viewの皆さんとフォアデッキに特製のサンシールドを展開して、涼しい風の中、宴会でした。
たなか06/06 07:35昨日いつものように造水を始めて最初の出来上がりをサンプリングしたら、ギャー、なんか藻みたいな物が混じってる。どうも、逆浸透膜で濾した後の清水に細菌系が繁殖した物のよう。マニュアルを読んでみると、10日以上使わないときは、細菌の繁殖を抑えるため、逆浸透膜を薬品で消毒しておけ、と書いてあったけど、それって、船使う度に洗浄しろと、ほぼ同義。船を買って以来、そんな面倒なこと、してない模様。これまでは、そのまま飲んだこともあるし、炊事に使っているし、直ちに身体に影響は無い、と思われるけど、徐々に清水タンクも細菌まみれになるかもしれないし、あんまり飲まない方がいいなー、って感じ。造水機って便利だと思ってたけど、ちゃんと使おうとするとかなり面倒だとわかって、残念!
相変わらず風がなく機走しています。寄港予定地ニニゴまであと180マイル程です
たなか06/05 07:23ラバウルを出てから今日のお昼でまる2日。5kt程度の向かい風がずっと続いてます。風が弱く向きも悪いのでずっと機走。赤道無風帯満喫中です。機走でヒマなのでパラオから先、石垣島までの台風や低気圧対策として、iridium goでの天気図に挑戦。
まず、気象庁のアジア天気図をダウンロードしますが、jpgやpngなどの画像はirgoのサーバが、勝手に画像圧縮します。でその圧縮率がハンパなく、結果天気図の字が見えません。記号も分かりません。irgoのサーバを経由する以上、画像圧縮を回避するすべは、無さげです。
画像での天気図はあきらめ、気象庁には、pdfでの天気図も
あるのでこれをダウンロード出来れば、画像圧縮を回避できて良いのですが、pdfのサイズが200kb越えていて超遅い衛星回線だと、ダウンロードに上手くいっても1時間程度かかる計算です。ところが、数分から数十分つないでいると、必ず途中で衛星通信が途切れます。さらに、再接続したとき、ある程度ダウンロードできてるからその続き、ではなく、問答無用に最初からやり直しです。なぜなんだぜ? 結局、50%までダウンロードできたのが最高で、時間がかかり過ぎで、これもダメ。
途方にくれたとき、なぜか、hbcって、北海道の放送局?が、サイズの小さいpdfを公開しているのを発見。なんとか、ダウンロードに成功しました。上手くいけば、約10分程度でダウンロードできるので、途中で失敗しても気軽にやり直せます(泣)
まあ、なんだかんだで、一枚の天気図落とすのに1時間程度かかることもありますが、外洋で衛星通信できるのですから、良い時代になったものです。トホホ。

たなか06/03 14:16午前中は、当地の戦争遺跡や慰霊碑を見学した後、15時ラバウル出航しました。
ラバウル到着前、清水系のアキュムレータタンクにエアを入れることにようやく成功しました。米式バルブに合うノズルがなかなか手に入りませんでしたが、ココポで発見して購入。清水ポンプの動作が少し穏やかになりました。
次は640Mほどのニニゴ環礁を経由の予定です。その後パラオへ向かいます。
たなか06/03 05:20いよいよ、次の予定地はパラオ約1300マイルの長距離。漆川さんたちは午前中はこちらの博物館を見学した後、買い出し。オレは長尾さんと現地simを買い出しに行きましたが、これがあちこちたらい回しにされて、大苦戦。結局手に入れるのに2時間近くかかってしまいました。午後はビールを含む最後の買い出しを済ませ午後3時抜錨。ラバウルに移動しました。到着するとあいにくの雨。結局夜少し当地のヨットクラブにお邪魔しましたが、結構広い建物でした。
たなか06/02 07:05昨日無事、入国手続き、および出国手続きが終わりました。例によっていろいろあったのですが、今までの、南太平洋だからとか、お役所だから、という謎対応ではなく、日本人びいきの親切なおばちゃんが役人たちに、日本人が困ってんだから助けてあげなさいよ、とハッパかけてくれて、役人も時間外だから、なんてこと言わずさっと手続きしてくれ、書類もあとで船止めているホテルまでわざわざ届けにきてくれる、そんな超親切対応な感じでした。
ネットを調べると、パプアニューギニアは治安最悪、とのことでしたが、ここココポでは、昨日半日の滞在では、街を独り歩きしていても大丈夫そうですし、むしろ、人々は親切に対応してくれることが多い感じです。寄港地ではおなじみ、ハードウェアショップは、こちらでは、homecenterと名前を変え、品ぞろえも、住設よりも電化製品や家具など、暮らすためのものから、暮らしを便利に、の方向になっている感じです。ビックリしたのは、ミシンが並んでいたことで、富裕層はかなり豊かな生活をしているようです。
その手続きの最中、なんとMarchが走錨してしまいました。アンカーを抜きやすくするため、アンカーの頭にラインを取っているのですが、そのラインを短くしてしまい、チェーンより先にそのアンカーを抜くラインが効いて、結果アンカー抜けて走錨です。ホテルの従業員たちが心配して連絡してくれたり、渡し船してくれたりして、手続き中に一旦ホテルに戻った漆川さんと堀さんがMarchに上船。なんとか、無事打ち直しました。結果的には幸い、被害ゼロに終わったんですが、マジやばかったです。
そんなこんなで、時間も中途半端になったので、お昼はカップ麺で済ませ、夜はホテル前に船を止めているので、そのホテルでFun Viewの皆さんと食事しました。
たなか06/01 06:38朝7時、無事ココポに到着しました。
昨日は、一日雨混じりの曇、時折激しい雨でしたが、着いてみると嘘のような晴天。朝なのに日射しが暑い中、到着を祝う宴会中です
たなか05/30 11:56赤道無風帯はどこへやら、出航後良い風が吹いて快調に走りました。ただ、ギゾでは、泊地の水があまりきれいではなかったので、積極的に造水しなかったため、水やバッテリーが、無くなりかけていたので、夜中まで造水や充電のため機帆走しました。また、夜中には風が落ちて走りにくくなったので、メインをおろしてジブだけでやっぱり機帆走です。昨夜のペースが速かったので朝6時ココポまで250マイル。5ノットで翌々朝8時着と、急ぐ必要がなくなったので、ジブだけ開いて、ときおり帆走。風が落ちると、少しだけエンジン回す、とのんびりやってます。
たなか05/29 13:25午前中に余ったお金で水やフルーツを買ったあと、こちら時間13時、ギゾを出航しました。次の寄港地はパプアニューギニアのココポ、約360Mまる3日の予定です。
たなか05/29 06:48昨日午前中は出国手続きです。イミグレは、教えてもらわないとどれだか全くわからない小さなプレハブ風の小屋。カスタムはビルの2階、冷房の効いた部屋でした。場所さえわかれば、スムーズに手続きは済み、無事出国手続きが終了です。お昼はギザホテルで頂きました。午後はお昼寝、なんとか船の日陰に入り込んで、日差しを避けます。夕方少し涼しくなったところで、軽油の調達です。1L$9.6約150円は日本とほぼ同じ感覚ですが、量り売りは、メーターがなく、5Lのジョッキに移して、それで量を図るシステムでした。夕方、テーブルをフォアデッキに移動しての晩ごはん。海風に吹かれながらの晩ごはんは涼しく、ハエも飛んでこない心地よい食事でした。
たなか05/27 15:10赤道がだんだん近くなり、暑さに参るようになってきましたが、今日は心を鬼にして作業作業。まずは、造水機から。水がないとシャワー浴びれないよー。どうも海水供給系が負圧になっていて、うまく海水が取り込めないようなので、バルブから順に調べていくと、ストレーナが汚れていて、一次フィルターがホニアラの泥で詰まっていました。新しいフィルタに交換して造水機は再び稼働しました。Fun Viewに聞くと、ホニアラ出航後、逆洗したとのこと。やっぱりメンテナンスは重要です。次に軽油の給油。39時間エンジンを回して70L程度で済みました。1800回転をキープすると時間当たり2Lを切るようです。最後に灼熱の太陽に照らされながら、リーフロープの交換、およびシステムの変更です。これまでメインのタックとクルーを同時にリーフロープで引き込んでいましたが、タック側が再び切れないよう、昔ながらのフック方式に変更しました。併せてリーフロープの通し直し。暑さで頭がぼーっとしてくる感じで、点検のためメインの上げ下げしてると、マジ参りましたが、何とか終了です。
たなか05/27 05:50こちら時間7時30分、ギゾに到着しました。
昨日日暮れ前、メインのリーフロープが切れているのが発覚。メインを下ろして走っていましたが、夜になってから、15kt程度の追い風になったので、ジブを上げて走ったので、予定より早く到着しました。
夜、造水器が不調になり、さらに明け方にはガスが切れ、まさに兵站が途切れたガダルカナル状態。ボンベ交換時にはガス漏れも起こしながらも、Fun Viewに先導してもらいながら、なんとか入港、投錨しました。
たなか05/26 11:18ガダルカナル島を出航した時に吹いていた風も、島を離れるとなくなり、5kt程度の風になりました。というわけで、ひたすら機走してます。今朝、ウインドラスのディスプレイがおかしいのを調べるため、艇長の船を壊さないでくれー、という悲痛な叫び声を無視して、内装をベリベリ剥がし、さらに天井も。艇長涙目。配線を調べても動かないので、ディスプレイを船体から外して、ビシバシ分解、中の基盤むき出しにバラして、12vを直接つないでみましたが、やはり動かず、残念。まあ、ラットや計器類の裏にアクセスする方法がわかったので、良しとしましょう。ベリベリ剥がした内装も一応元に戻して終了です。
そうそう、衛星経由の写真ですが、パーミッションの設定を忘れたので、5/25しか見られません。そちらに次の日以降の写真もあげてます。
たなか05/25 15:07こちら時間16時、ホニアラを出航しました。
朝ごはん前、海が凪いでいたので、アンカーを事前に上げ、ブイだけにしました。ブイとアンカーがからまったり、近くの船と干渉することもありませんでしたが、泥に埋まったアンカーをウインドラスは巻き上げられません。アンカーのモニタを引っ張りようやくアンカーが、あがりました。さらにチェーンの長さを表示するディスプレイがつきません。長さがわからないのは、ちょっと困ったことになりました。ともあれ、アンカーも回収して準備が一段落したので、遅いネット環境に耐え忍びつつ、新しく衛星経由で写真を送ってwebにあげるプログラムを全力で開発。なんとか、出航前に完成しました。これで航海中も写真が送れる、、、といいなー
たなか05/25 08:27訂正情報が入りました。ブイは無料と有料があって、よくわかりませんが、とりあえず、今止めているのは無料の方向のようです
たなか05/25 08:254日目の最後は夕方前、Fun Viewの堀艇長が、新しい船外機を買ってきました。桟橋がかなり高くて取り付けに苦労する、ということで、Marchのメンバーも助っ人で協力して、無事取り付け終了。火入れの儀も滞りなく行われ、Fun Viewのテンダー復活です。

今夜もヨットクラブでは外人の団体の宴会がありました。晩ごはんを食べた後、上陸して腰蓑姿のきれいなお嬢さんたちの踊りを見学したり、アンディとまた再開したりと、楽しい夜を過ごしました。
たなか05/25 08:224日目。POINT CRUB YACHT CLUBは、いわゆるオープンテラスの食堂、バー、の名前で、ヨットに対するサービスは、テンダーをつける桟橋があるだけ。無料で、ブイは取らせてもらえるし、ごみも捨てさせてもらえますが、燃料、水の補給はできません。幸いヨットクラブから歩いて1分ほどの場所にガススタンドはあるのですが、Fun Viewと合わせて、25本のポリタンクをヨットに運び込む必要があります。しかもFun Viewの船外機が壊れていて、動かせるテンダーはMarchのだけ。結構厳しいです。現地の人に金払って運んでもらうとか、漁船チャーターして、運んでもらうとか、車で運んでもらうとか、いろいろ交渉をしていたのですが、結局自分たちでヨタヨタ運ぶことになりました。ガソリンスタンドから、運んでいると、トランパックのTシャツ来た外人が、お前らヨット乗りか、オレはレディカノンに乗ったことがある、とのこと。おととしの葉山で行われたモスワールドにも来ていたそうで、オレも葉山にいてその時トラッキングしてたよ、いうと、なんてスモールワールドだ、とビックリして、ついでに軽油運び手伝ってくれました。
テンダーに積んで船に持ち上げてと、やる前はかなり厳しい作業と予想されましたが、やると決まったら、何とかなるもので、9時開始11時終了と無事オペレーション成功。軽油の補給が終わって大きな仕事が終わりました。

その後午前中は、野菜類の買い出しをする武田さんのお供です。町一番と思われるマーケットはバヌアツより、やや貧しさが増した感じでした。
午後は、タクシーで街はずれのショッピングモールへ。なんと、近代的な建物にオーストラリア製品が並ぶスーパーがありました。雰囲気は日本のコンビニに近いです。品物は豊富とは言えないし、買い物客もまばらですが、輸入物を並べる、庶民とは程遠いお方向けのお店でした。さらにそのモール内でビジネス用品を並べるお店があり、プリンタを売っているのを艇長が発見。出入国の手続きに必要だ、ということで、今度は予備のインクも一緒に購入しました。

たなか05/25 08:19日記がなかなか書けず、結局出航の日にまとめ書きです。
持ち込んだ機材類のうち、すでにスマホ2台が絶不調。写真がうまく取れなかったり、現地simのテザリングも時折激遅になったりと、なかなか環境も厳しいです。
朝は6時半頃から夕方5時半のハッピーアワーまで動いていましたが、結構忙しい毎日でした。

到着初日はこちらのナショナルホリデーということで、検疫等のお役所が休みです。出る前に祝日なのを知っていたのですが、まあ、早めに着こうと早朝着。船内片付けと、お昼寝で一日が終わりました。夜はFun Viewの皆さんと宴会です

2日目は、朝からVHFでポートコントロールや検疫を呼び出しますが、応答なし。仕方ないので、艇長と武田さんがヨットクラブに上陸。検疫と連絡を取ってやると言ってくれる人を探し出して連絡を待ちますが午前中は、音沙汰なし。仕方ないので、午後検疫の事務所へ直接赴きますが、担当者不在なので、先にイミグレへ行ってくればとのこと。結局、イミグレ事務所が閉まる午後3時半前、ようやく無事入国完了。さすが、南太平洋。結局2日かけて入国手続きが終わっただけでした。

3日目は買い物です。まずはヌメアで買ったプリンタのインクが切れたので探すのですが、結論的に言うとそもそもプリンタ自体があんまり売ってません。お店もありません。エプソンのプリンタ売ってないのでインクもありません。ホニアラの町には、お店はいっぱいあるのですが、全部雑貨屋風。食べ物と工具とか、服とか、一軒一軒微妙に品揃えは違うのですが、欲しいものがありません。マグカップを探してもセラミックばかりでしたが、なんとかメラミンのマグカップを見つけ出し購入。もう形とか、色とか、選択の余地はありません。その他、なんとかペーパータオルやティッシュ、トイレットペーパーを購入。1日ホニアラの町を歩いて、それだけ買うのがやっとでした。まさに、月曜日にホニアラついて~、火曜日にイミグレ行って、水曜日に買い物をして~。と歌の世界です。
夜、ヨットクラブから騒がしい音楽と歓声が聞こえてきました。外人の団体が騒いでいるようです。ひそかに我々も潜入して状況調査してきました。

たなか05/21 08:24こちら時間9時前、無事ガダルカナル島、ホニアラに到着しました。
昨夜は、真っ暗で陸地と海の区別も判別しにくい状況で、島伝いに走ったので、陸地にぶつからないかとか、網があるのではないか、など、結構気を遣ったワッチでした。これまで、陸地沿いを走っても見えなかった灯台とか(そもそもほとんどなかった)陸の明かりが見えるのが、かえって不安を募らせます。また、時折スコールの中に入って30ktオーバーの風が吹いたりと、これまでの平穏から一転、あこがれの南太平洋満喫ですw
たなか05/20 17:23今日は、風が弱かったり、風向が真後ろで走りにくかったりで、お昼に1時間セーリングした他は、朝6時からずっと機走です。
今日もカツオが1本釣れました。が、少々食べ飽きてきたのと、釣った後始末が大変なので、うれしさもそれなりです。
夕方、日が沈むのが、これまでの5時半から6時頃になりました。サントから西に走ったので、30分ほど遅くなってます。
赤道無風帯と呼ばれる南緯10度まで、後2時間程です。
たなか05/20 06:02昨日の午前中は、雨模様の曇り。これまでずっといい天気だったのですが、曇り空は初めてかも。昼からは太陽も出てきてまた、空一面に様々な雲が広がりました。
夜になって、風が目的地に対してほぼ真追ってになり、走りづらいので、徐々にコースを外れていきました。併せて風も時折10ノット落ちるようになって、時折艇速が4ノット台に落ちることもありましたが、ホニアラ到着が明け方にならないよう、時間調整も込めて、明け方まで我慢。
明るくなった6時から機走しています。こちら時間朝6時時点で、ホニアラまで約170マイル。昨日からあまり減っていないのは、航程を再計算して約20マイル以上増えたせいです。明日昼頃到着予定です。
たなか05/19 05:47まずは、オレの寝ている部屋の天井部分にあるハッチをロックしないでおいたら、昨日の明け方、一回だけ波が打ち込んでベッドが半分水浸しに。豊木さん、ごめんなさい。閉めると暑いし、開けておくといい風が入ってきて涼しいのですけど、、、トホホ。昨日も昼間は結構暑かったのですが、ベッドは未だ湿ってます。 昨日のお昼の釣果。昼前バラクーダがかかるも食べられないそうで、リリース。夕方前、丸々と太ったカツオを1匹ゲット。夜はタタキにして頂きました。 昨日の昼間はTWA140程度、TWS15kt程度とジェネカーで快適セーリング。日没前の5時にジェネカーを下ろして、電源チャージと造水のためエンジンかけて、ついでに、2日ぶりに皆でシャワータイム。さっぱりした後、シェフの作った晩ごはんをテーブルで食べるのは、贅沢なひととき。 夜は、ジブを少し巻いた状態にして、時折風速20ktまで上がる程度でした。 こちら時間朝7時半の時点で、ホニアラまで約260マイル程。後丸2日かからないぐらいです。
たなか05/18 04:24サント出航後、今航海初のジェネカーを上げて快走していましたが、夕方サントの西に来ると大ブランケ。結局北端に出るまで5ノット程度の風で16時から夜中2時過ぎまで機走しました。北端を抜けるとtwa110,15 ノット程度、ときおり20超えの風を受け7ノット超えではしってます。
たなか05/17 07:16こちら時間9時、サント出航しました。次の目的地ホニアラまで約600マイル。丸4日の航程予定です。
こちらではwifiが従量制だったため、残りのチャージ分を使って、これまでの写真をアップしました。
徐々に通信環境が悪化する予想なので、写真の更新はこれが最後かもしれません。
たなか05/17 05:41充電系ですが、ソーラーバッテリや風力発電が動いている気配がなく、いろいろ調査していましたが、風力発電は、コントローラーが焼けているのを発見。予備のコントローラーに変えてみましたが、やはり発電せず。コントローラーがお亡くなりになったので、内部でおかしくなったのではないか、と思われます。もともとベアリングが異音を発してたまにうるさかったので、風力発電はあきらめることに。
ソーラーですが、充電系の配線を苦労してたどると、なぜか20Aのヒューズが入っていて、それが切れていました。30A以上流れるはずなのに、配線も細いし、謎仕様ですが、とりあえず30Aのヒューズを指して充電を確認。しかし、昼間放置してみたところ、冷凍庫と冷蔵庫を賄う程度でした。
造水するためどのみちエンジンを回す必要があるし、これから風が弱くなることも予想されるので、結局軽油予備タンクを19本入手して、エンジンの発電で賄うことにしました。
たなか05/17 05:38さて、日本を離れて3週間以上たちましたが、昨日ようやく、観光(?)らしきものをしました。午前中は、出国手続き。相変わらず、こっちの窓口に行くと、街はずれの別の窓口まで行って戻ってこい、などなど、引きずり回され、お昼休み前の11時20分。ようやく終了。午後からは、こちらでトレッキングガイドをされている真由美さんに車でサント島巡りをしてもらいました。白い砂浜を眺めながら浜辺のレストランでロブスターやステーキを食べ、ブルーホールと呼ばれる湧水が碧く湧く湖(?)で泳いだり、また別のテラスでビールを飲んだり、半日駆け足でしたが、旅行者気分満喫でした。
たなか05/16 06:09昨日は、MARCHのエネルギー事情が、かなり進展。まずは、炊事用ガス。元は、フランス仕様のブタン系タンクだったのですが、この先補給できそうになく、入手の容易なプロパンガスに変えるべく、ボンベ買ったりレギュレーター買ったりしていろいろ準備していたのですが、口金が手に入らず繋げない。ホースを切って繋げそうだけど、失敗すると、今のブタンも使えなくなり、炊事不能。さあ、どうする?
最終的に、宮大工こと吉村さんが、いつ切るの?今でしょ。と、決断。無事ホース接続部品を入手でき、ブタン、プロパンとも、使えるようになりました。
たなか05/14 10:45こちら時間10時頃、サントに到着しました。途中までは、10ノット程度の風で快調にはしりました。その後夜中にこの航海で初めて風速が5ノットまで落ちて、途中からは機走に切り替えました。
たなか05/13 07:35こちら時間9時ポートビラを出航しました。次のサントにはあす昼頃到着予定です



たなか05/13 07:31こちら時間9時ポートビラを出航しました。次のサントにはあす昼頃到着予定です



たなか05/13 05:33そうそう、ここバヌアツでのwifi事情など。
ヌメアでは3G回線がデータ量無制限で使えたので武田さんの持ってるwifiルータで、船内wifiが出来たのですが、ここバヌアツでは、現地simは従量制なので、ハーバーにあるwifiを使いました。1週間で25AUD、約2000円です。ただこのwifiはIDパスワードではなく、端末に紐づけなので、複数端末では使えません。そこで、いったんandroid端末で契約してそれをwin10パソコンにUSBテザリング。さらにホットスポットで分配にしてみました。初日は停泊していた他艇が多くて、回線が動きませんでしたが、多くの船が出ていくとそこそこ使えるようになりました。さらに、win10では8台つなげるはずが実際には4,5台で繋げなくなったので、最終的には、予備のlinuxに変更して追加の無線ドングルを刺して、1台でwifiスポットを2つ立ち上げる形になりました。
たなか05/13 04:53ポートビラでは、主に日本に向けての最終準備をする予定でしたが、入国手続きに手間取ったり、こちらの祝日だったり、なかなか作業が進みませんでした。さらに、到着後スクエアメインのトップをマスト側に固定するロープが切れていて、バテンポケットが少し破れていました。何とか、セールを縫ってもらえること業者を探しましたが、運搬のためメインを外してバテンを抜く必要があり、かなりな作業になってしまいました。昨日の朝、修理のできたメインを受け取り、ロープの調整をするべく、テストセーリングして、とりあえず問題ないことを確認しました。
入手の遅れていた軽油用のポリタンクとプロパンボンベも入手でき、いよいよ今日出発、、でしたが、昨日プロパンの接続が出来ないことが判明。またも次の寄港地サントで探すことになりました。
個人的には、取れたインレーを英語の歯医者で入れてもらい15000円。さらに、こちらの通貨5000円分を落としてしまいトホホ、さらには、写真用のスマホがタッチパネルが反応しなくなり、写真を撮りづらくなりました。

たなか05/09 06:26こちら8時に無事ポートビラに投錨しました。夜中時間調整でゆっくり走ったので明るくなってからの入港です。
入港時、ヌメアにいた大型クルーズ客船が同時に入港してきて、Fun Viewがパイロットボートに追いかけられるハプニングもありましたが、大きな国際問題にならずに、無事入港です。
たなか05/08 14:15ポートビラまで60マイルほど、明るくなってから入港したいので、スピード調節をかねて、のんびりセーリングしてます。
たなか05/08 07:50トラブルその4  日没間際にウベアの環礁を抜け、いよいよ外洋へ。2ポンジブ85程度で走ります。夜になりワッチ交代すると、なんか風速が変。体感と船のスピードとしっくりしない。メーターの表示変えて、風系を全部表示させると、、、あれー、aws,awdが変化しない。そこそこの値を表示するし、おもにトゥルー系を見ていたので、なかなか気が付きませんでした。
いろいろ、原因を探ったりマニュアル読んでも解決せず。まあ、無くても走れないことはありませんが、日本まで無しとなると、それなりに厳しい。
次のワッチ交代時、計器類の電源落としてリセットしてみました。オートヘルムも切れるので、面倒なのですぐには、できないかったのです。で、何事も無かったように無事動き出しました。やっぱり基本リセットですね。
メーターが動いたので、ときおり15 knot,吹き上がると30手前、風向も80から110まで結構振れているのがわかります。
そうそう、夜中、水平線のすぐ上に北斗7星発見!ひしゃくの先を伸ばすと、水平線の下。南半球を改めて実感しました。
たなか05/07 13:54快適なお昼寝の後、こちら時間15時、バヌアツに向け出航しました。明後日の朝到着予定です。
たなか05/07 09:55豊木さんたちが泊まるホテル沖に鋲泊した後、さてどうやって豊木さんに連絡を取ったものか?イリジウムから日本の番号に国際ローミング電話をしても、呼び出すだけ。ホテルに電話しても部屋の電話には誰も出ない。
豊木さんの安否が気遣われ、急遽オペレーションエメラルドグリーンが開始された。マーメイドワンことジョー大佐がVHFトランシーバーを携え、単身で波打つ海面をひそかに泳ぎ渡り敵地の防衛網をかいくぐって、囚われの豊木さんに会いに行くのである。作戦開始後マーチベースでは、ジョーよ無事泳ぎきってくれ、早く連絡をして欲しい、じりじりと時間の過ぎる中、ついにVHFトランシーバーから、豊木さんの元気な声が聞こえてきた。オペレーションは無事成功だ、ジョー大佐よくやった。マーチベースは歓声に包まれた瞬間だった。
という夢を見ました。


たなか05/07 07:46ウベアのエメラルドグリーンの海、白い砂浜、爽やかな風を堪能し、夜は満天の星を眺めて、一夜を過ごした後、こちら時間9時抜錨。すこし移動して、ふたたび投錨。午後3時の出航までしばらく停泊です。
たなか05/06 08:43昨夜は控えめにジブだけでしたが、こちら時間朝6時のワッチ交代時にメインを1ポンであげて帆走開始。時折20ノットを越える横から後の風を受け、ようやくヨットらしい走りを楽しみました。天気も良くなり、こちら時間9時40分ウベアに到着しました。
たなか05/06 07:07トラブルその3 ケンケンを流していたら、群れに当たったのか、カツオが2本、ほぼ同時にかかりました。しかし、その後が大変。釣り上げたら、その辺血だらけ。海水ポンプで流そうとしたら、ホースから水漏れ、押さえながらこぼれないようポンプを引っ張ったら電源ラインが短くて抜けてしまう。そこら中、血まみれ海水まみれで、阿鼻叫喚状態でした。
たなか05/05 18:58トラブルその1 出航する時、コックピットのディスプレイに、チャートが表示されない。船内のディスプレイには、チャートが出るのにおかしいなー。当初は、原因がわからないし、この船には、紙チャートないから、航海出来ないかも状態。結局、コックピットのディスプレイにSDカードが無いことが判明。船内から移植したけど、誰もSDいじってないし、もしかして盗まれた??

トラブルその2 気がつくとシャワールームの床に水がたまってあふれそう。聞くと以前もこうなったことがあるとのこと。水漏れにしては量が多すぎるし、ビルジポンプからの逆流を疑うも、はっきりしない。その後、原因見つけた!なんと、シャワールームの中に窓があって、それが開いてた。そりゃ、海水はいってくるよなー。窓があるなんて、シャワールーム使ったことないし、知らんがな。
たなか05/05 07:30日本時間6時40分、豊木さんや大坪さん他、皆さんに見送られながらヌメアを出航しました。今のところ向かい風が10kt程度で、予想より風が穏やかで助かってます。もうそろそろ、現地simが使えなくなるので、今後は写真等は更新停止となり、この航海日誌のみとなる予定です。
たなか05/04 16:12いよいよ明日出発となりましたが、いろいろバタバタです。まず、歯の詰め物が取れました。出発前に入れたのに~、トホホ。午前中は、水回りをゴソゴソ。船内に水を引き込むことが出来るようにしました。スターンのアウトレットから清水をとれるようになりました。さらに、船外でポンプを使えるようにして、海水を流せるようにしました。午後は、エンジンオイルのチェック。清水系を消費節約のため、業者にバルブをつけてもらいましたが、最初は業者のひとに意図が伝わらず、申し訳ないけどダメ出し。2度目は無事、節約できるようになりました。最後に、船内にある10個のバッテリーが固定されていないことを発見!急遽アイとビスを買ってきてもらい、船大工さんに固定をお願いしました。5時半のハッピーアワーには少し間に合いませんでしたが、何とか固定完了。これから最後の夜の宴会です。
たなか05/03 16:28今日は電気工事がメインでした。まず、キャビン外側の宴会スペースのLEDライトが暗くなったので、キャビンのものと交換しました。なかなか外し方がわからず、半ば壊すの覚悟の作業でしたが、何とか交換できました。さらにキャビン内に設置されている扇風機が不調のため分解してみると、回転減らすための抵抗が焼けていました。これは修理できず、全開かオフのどちらかしかにしないように運用することにしました。
お昼はFun Viewの皆さんと出発前にお食事会。昼間から3時間以上飲み食いしてかなり体力を消耗しました。
午後VHFのチェックがありました。機器はもちろん正常でしたが、送信時にバッテリが電圧低下したとの警告が出ます。バッテリは満充電なので、12V5Aを引っ張るだけで、電圧降下するのは、電源系の配線が原因でしょう。電源ラインを別のものに変えると、こちらも電圧降下するものの、警告が出るほど下がることがなくなりました。
お昼食べ過ぎで、夜は軽いものになりそうです

たなか05/02 16:01昨日の写真を見た方はご存知の通り、昨日は休肝日としました。こちらに来て一週間、毎日飲み、さらにこれから出航に向けて飲む量が増えるのを見越して、一日ぐらい酒を控えてもいいのではないか、と我慢することにしたのですが、これがかなりの苦行でした。カタマランは揺れないので、一日中乗っていても、ほとんど体幹を使いません。そのため、それほど体は疲れない。船の準備も着々と進んでいてだんだんすることがなくなってきていて、これまた体も疲れない。というわけで、晩ごはん食べても1時間しないうちに食べ終わるし、食べ終わってもすることないし、結局おとなしく寝ても、夜中目が覚めて寝られないし、さんざんな休肝日でした。
さて、今日は豊木さんと大坪さんが日本から昨日到着して、今朝無事合流できました。さらに、新調したライフラフトが届きました。小さなコンテナと思ったら、備え付けの水や食料は別のバッグ入りって、使うとき持ち出すのかよ。しかも、結構な重量。それをもってラフトに乗り移るのは至難の業と思われました。というわけで、バッグに入っていた水を小分けにして、重量を減らして持ち出しやすくしました。
午前中は外の冷蔵庫の扉の修理がメイン。なかなかきちっと閉まりませんでしたが、船大工の棟梁の元、みんなでアイディア出しながら、なんとか閉まるようになりました。
午後からは、マストやリギンのチェックを業者にしてもらいました。とりあえず、合格。ただ、ジブファーラーの上部がちょっとおかしい、とのことでした。後で登ってみてみたら、確かにおかしいけど、まあ走るのには問題ないのではないか、と思われました。
たなか05/01 15:12昨日今日とwifiルータが絶不調。しばしばタイムアウトします。徐々にwebアプリを改良しているのですが、なかなか捗りません。午前中は、散歩がてら近くのスーパーへ歩いて行ったのですが、船を出たとたん、雨が降ってきました。こちらに来てから、雨の降らない日はありません。しばらく朝一で雨宿りした後、ぷらぷらスーパーまで行くと、案の定メーデーでお休み。まあ、半ば予想されていた事態です。
午後、水タンクがほぼ空になったので、シンクに水をためて、残量を計測。あわせて、渦がどっちまわりかを観察しました。南半球では左回り、、のはずでしたが、最新の研究では、コリオリ力が小さなシンクではあまり働かず、どっちまわりにもなる、そうです、残念。
たなか04/30 14:06Fun View号がテスト航海に出たので、iridium goのテストです。お昼過ぎに連絡を取ることにして、まずはこちらからSOSの発信。しかし、どうやら向こう側のiridium goの電源を切っていると、SOSが届かない雰囲気。さらに、日本のメンバーに電話をかけると、、、かかりません。うーん、ダメじゃん。こちらから2回目のSOSは向こうに届いて、向こうからのSOSはすんなりこちらに着信。まあ、連絡が取れることもある、という程度でしょうか。それにしても、ヌメアのsim刺したケータイあてには、電話出来るのに、日本に電話できないのは、ちょっと問題ですねー。
たなか04/29 17:02今日もいい天気だったのですが、お昼頃、いわゆるスコールのような激しい雨。洗濯物を干してるのですが、毎日、乾かしながら雨で濡れるの毎日です。
ところで、今日は水タンクの残量計がついに稼働成功! はぁー、動いて良かった!
午後は漆川さんがwifiカメラを持ってきたのでそれの実験をしましたが、見事に怪しげなアプリを入れたところ、あっという間にタブレットがwifiを認識しなくなる不具合。まあ、初期化して動くようになりましたが、やはり中華のアプリはあぶねー、と思いました。
夕方Fun Viewと、ミーティング。お互いのiridium goでの通話や通信のテストをしましたが、やはり最初は全然動かない、、、とほほ。とりあえず、お借りして、2台で運用するテストをすることにしました。
たなか04/28 14:28今日は久しぶりにいい天気。とはいえ、天気良いと日差しがきびしー。今日は水タンクの残量計をでっちあげ。ありきたりの材料で何とか工夫して、残量が船内にいながら見られるようになりました。。。はずです。タンクの水が減らないと、本当に動くかは謎です。
そのほか、iridium goでみなさんがメールを出来るよう、設定大会を開催。かなりの台数の設定完了です。
たなか04/28 06:29今日は漆川さんたちは、レンタカーを借りて買い出し。まず重要なのはビールビール。毎日かなりのペースで消費されるし、運ぶのは重いし、そしてここヌメアでは、特定の曜日しかビールが買えないので、買い出しはかなり重要。そのほか、シャワールームの水道増設工事部品など、歩いて行ける範囲外にお店がある物をまとめて買い出し。しかし、小さなブロック2個をお願いするも、適当なのが売ってない。軽油用のポリタンを買うはずが、1個4000円以上して断念など、予想の範囲内とは言え、買い物も楽ではありません。
とりあえず今日は水道増設、ハエ対策として簡易のカヤ設置などをこなしました。
たなか04/26 14:37今日も朝から降ったりやんだりの雨。漆川さんたちは、レンタカーを借りて買い出しをするはずが、なぜかストライキなのかレンタカー会社がお休み。雨で作業もしにくいし、困ったものです。そんな中、水タンクが空になったので、給水がてら、センサのチェック。とりあえず、センサにテスターをあてると、残量の読み出しが可能なことを確認。しかし、いちいち潜ってセンサまで行くのが大変なので、延長する予定。夕方雨が止んだので、マストに上って、フラッグラインを取り付けたり、レイジージャックのブロックがねじれていたのを直したり、少しだけ作業をしました。
たなか04/25 21:23今日も無事一日が終わりました。朝からAISの設定を完了。それから計器回りを一通りいじって、確認しました。水タンクの残量計の不具合を調査しましたが、配線が人が入られない所を通っているようで、未完におわりました。
夕方、Fun Viewのメンバーが来て下さり、しばし歓談。御用があるとのことで晩御飯前にお帰りに。こちらは、そのまま晩御飯となりました。というわけで、おやすみなさい。
たなか04/24 16:17本日の作業なんとか終了! いろいろ勝手が違ったり、作業してる間に水漏れ見つけて、それを先に直したりとなかなか本来の作業が進みません。それでも、5時までに終わるぞ!の合言葉のもと、なんとかがんばりました。吉村さんは、荷物棚に取り掛かるも、なんと正方形ではなく、微妙なカーブを作るべく、何度も何度も修正する姿はまさに船大工。あまりの難工事に一時は今日中は無理かもとの声もか掛かる中、無事5時に間に合いました。
お昼は、船のビール切れで外食しましたが、ステーキとビールで3000円超え!聞いてはいましたが、外食費の高さを改めて認識しました。
これから、晩御飯でーす。
たなか04/23 22:53無事、ヌメアに到着しました!